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基礎知識8分で読める

パスワード管理の基本 — 2024年版ベストプラクティス

田中セキュリティ|2024-12-01

パスワードは私たちのデジタルライフを守る最初の防壁です。しかし、多くの人が「123456」や「password」といった脆弱なパスワードを使い続けています。2024年のベストプラクティスを押さえて、アカウントを安全に保ちましょう。

なぜパスワードが重要なのか

情報処理推進機構(IPA)の調査によると、不正アクセス被害の約30%がパスワードの使い回しや脆弱なパスワードに起因しています。一つのサービスで漏洩したパスワードが他のサービスでも試される「パスワードリスト攻撃」は年々増加しています。

強いパスワードの条件

  1. 12文字以上:現在の計算能力では、12文字以上のランダムなパスワードの総当たり攻撃は非現実的です
  2. 大小英字・数字・記号を混合:文字種が増えるほど組み合わせが爆発的に増加します
  3. 辞書に載っている単語を避ける:辞書攻撃への対策として重要です
  4. サービスごとに異なるパスワード:一つが漏洩しても他に影響しません

パスワードマネージャーの活用

すべてのサービスで異なる強力なパスワードを覚えるのは不可能です。パスワードマネージャーを使えば、マスターパスワード一つで全てを安全に管理できます。1Password、Bitwarden、KeePassなどが代表的です。

二要素認証(2FA)も忘れずに

パスワードだけでは不十分です。可能な限り二要素認証を有効にしましょう。SMSよりもTOTP(Google Authenticatorなど)やハードウェアキー(YubiKeyなど)がより安全です。

パスキーへの移行

2024年はパスキー(FIDO2/WebAuthn)の普及が加速しています。生体認証やデバイス認証でパスワードレスにログインできる仕組みです。対応サービスが増えたら積極的に移行しましょう。

#パスワード#認証#2FA#パスキー

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