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脅威対策10分で読める

ランサムウェアから会社を守る5つの方法

高橋アナリスト|2024-10-20

ランサムウェアの被害額は世界で年間200億ドルを超え、日本でも病院や自治体、製造業など幅広い組織が被害に遭っています。身代金を支払っても復旧できる保証はなく、事前の対策が不可欠です。

1. バックアップ戦略の強化

ランサムウェア対策の最重要ポイントはバックアップです。「3-2-1ルール」を徹底しましょう。

  • 3つのコピーを保持
  • 2種類の異なるメディアに保存
  • 1つはオフラインまたは別の場所に保管

オフラインバックアップはランサムウェアが暗号化できないため、最後の砦となります。また、定期的にバックアップからの復元テストを行い、実際に使えることを確認してください。

2. メールセキュリティの強化

ランサムウェアの侵入経路の約70%がメール経由です。

  • 添付ファイルのサンドボックス検査を導入
  • URLフィルタリングで不正サイトへのアクセスをブロック
  • DMARC/DKIM/SPFを設定してなりすましメールを排除
  • 社員へのフィッシング訓練を定期的に実施

3. ネットワークのセグメント化

万が一感染した場合の被害を局所化するため、ネットワークを分割します。

  • 業務セグメントとサーバーセグメントの分離
  • 重要システムへのアクセス制限
  • マイクロセグメンテーションの検討

4. パッチ管理の徹底

既知の脆弱性を放置しないことが重要です。

  • OSとアプリケーションの自動更新を有効化
  • VPN装置やファイアウォールのファームウェア更新
  • EOL(サポート終了)ソフトウェアの廃止計画策定

5. インシデント対応計画の策定

感染は「もし」ではなく「いつ」の問題として備えましょう。

  • インシデント対応手順書の作成
  • 連絡体制と意思決定フローの明確化
  • 定期的な訓練(机上演習)の実施
  • サイバー保険の検討

身代金は原則として支払わないことを推奨します。支払いは犯罪組織への資金提供となり、再度標的にされるリスクも高まります。

#ランサムウェア#バックアップ#インシデント対応

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